2024年5月25日(土)・26日(日)の2日間にわたり、エディオンアリーナ大阪にてJFKO主催「第9回全日本フルコンタクト空手道選手権大会（JFKO全日本大会）」が開催されました。

新極真会 福岡支部の藤原桃萌選手は女子重量級で出場

第4・5 回のJFKO全日本大会で重量級準優勝に輝き、第8回JFKO大会では前十字靭帯の手術後の1年ぶりの実戦で3位入賞を果たしている藤原桃萌選手は5月25日(土)に順当に勝ち上がり、準決勝に駒を進めました。

準決勝第1試合で漢藍理選手と対戦

迎えた5月26日(日)の準決勝第1試合で新極真会 佐賀筑後支部の漢藍理選手と対戦。

コートサイドでは新極真会 福岡支部の仲間であり実の兄である藤原将二郎と緑武士が熱い声援を送ります。

漢藍理選手は2023年だけで3度対戦している因縁の対戦相手。勝負の行方は最終延長にまでもつれ込む白熱の試合展開となります。

判定の結果、藤原桃萌選手の突きと下段蹴りで優勢となり、5-0で決勝進出を決めました。

激闘を制した藤原桃萌選手は、試合後の「押忍」にも喜びの表情が見えました。

決勝戦の相手は第13回全世界空手道選手権大会チャンピオンの鈴木未紘

迎えた決勝戦の相手は新極真会 厚木・赤羽支部の鈴木未紘選手。第8回JFKO大会で軽重量級で優勝、第13回全世界空手道選手権大会では若干18歳にして無差別級のチャンピオンとなった強豪です。

コートサイドの藤原将二郎と緑武士の声援にもより一層熱が入ります。

両者とも譲らない激闘となり、本戦はドロー。延長にもつれ込むと、鈴木未紘選手が突きと下段廻し蹴りで攻め立てます。

藤原桃萌選手も粘りますが、最後は鈴木未紘選手が怒涛のラッシュを見せ、判定の結果は5-0鈴木未紘選手の勝利となりました。

準優勝に輝き「第1回空手チャンピオン・オブ・チャンピオンズ（KCC）」の出場権も獲得

こうして準優勝に輝いた藤原桃萌選手には緑健児代表から「第1回空手チャンピオン・オブ・チャンピオンズ（KCC）」の出場権も贈られました。

KCCは賞金総額3,000万円、優勝賞金1,000万円をかけて、国内外から選ばれたチャンピオンクラスの選手が体重無差別のワンデイトーナメントで覇を競う大会。藤原桃萌選手の活躍に期待が高まります。